皆様、1週間のご無沙汰でござます。
この1週間、皆様いかがお過ごしでしたか?
さて、今週も先週に引き続きスタジオには
料理研究家の青木敦子さんをお迎え致しました。
イタリアに渡りお料理を学ばれ、オリーブオイルソムリエ
の資格も取得されている青木さんですが、
フィレンツェを選んだのは意外にも1枚の写真。
その写真はフィレンツェを一望出来る
ミケランジェロ広場の写真で、
「よし、ここだ!」と決めてから、あっと言う間に
イタリアに向かう準備を初めていたんだとか。
イタリアに渡ってまず向かったのは語学学校。
ここでも「話せる様になるまでは、日本人絶ち」と心に決め
なるべく現地の人の中で、イタリア語を習得したんだそうです。
ホンワカした雰囲気から想像が出来ない程、行動的です。
イタリアで青木さんが取得されたオリーブオイルソムリエの資格も
日本ではまだあまり馴染みは少ないですが、
お話を伺うととっても奥が深いモノの様です。
今週こだわりのアイテムとしてご紹介して下さったアイテムもその1つ。
オリーブオイルのテイスティング
に使われるグラスで
このグラスを手で
28度位まで温めてテイスティングするそうなんですが
オリーブオイルはワインなどと違い、
色に惑わされて判断してはいけないそうで、
粘度、香り、味、辛味などで判断するそうです。
ご家庭ではそこまでこだわって
オリーブオイルを使う事も少ないでしょうが
買って来たオリーブオイルを酸化させずに、
より長く美味しく使える秘訣をお伺いしました!
まずは2~3ヶ月で使い切る大きさのモノを買う事。
次に、オリーブオイルは瓶に入っても光合成をしているそうで
なるべく光に当てない方がいいそうです。
その為、買って来たらアルミ箔などで周りを覆うと良いそうです。
次に置く場所。
オリーブオイルは熱に弱いので、
なるべく熱くならないガスコンロから離れは場所にしまって下さい。
さらに、オリーブオイルは臭いが移りやすいので、
シンクの下などに置くと、生ゴミなどの臭いを
吸ってしまう恐れがあるそうです。
これらの事に気を付ければ、長く美味しく使う事が出来るそうです。
さらにさらに、皆さんのお宅の冷蔵庫には、
いつもなかなか使い切らないそんな調味料はありませんか?
「調味料を使うのがおもしろくなる本」の著者でもある青木さんに
ご家庭で調味料を上手に使いきる秘訣を伺いました。
それは
「先入観にとらわれない事」
例えば
ケチャップ。
なかなか使い切らないと言う声が青木さんにも
多く寄せられるそうですが、カレーに入れてみたり、
よせ鍋に入れてみるとトマト鍋の様に変化するそうです。
他にもすき焼きや煮物にもあうそうです。
そして、私がいつも使いきれない
ナンプラーも伺ってみました。
チャーハンの時に使ってみたり、トマトソース・ミートソースの
隠し味にもなるそうですよ。
先入観にとらわれず、上手に使い切りたいですよね。
さらに、もっとお料理が上手になりたい方にオススメなのが
昨日発売になった
『本場の味がきちんと出せる!おいしいイタリア料理の教科書』
手元の写真が載っているので、とっても分かりやすくなっています。
それでもお料理が苦手…って方には青木さんがプロデュースした
レトルト食品の
「TRIPPA(トリッパ)」
自分で作ろうと思ったら、何時間もかかってしまう
イタリアの定番煮込み料理が、手軽に頂けちゃいます。
是非、チェックしてみて下さいネ。