皆様、1週間のご無沙汰でございます。
この1週間、皆様いかがお過ごしでしたか?
さて、今週も先週に引き続きスタジオには
俳人でエッセイストの夏井いつきさんをお迎え致しました。
今週は、これから初めてみたいと言う方の為に
気を付ける点など伺ってみました。
俳句と一言で言っても、私達が授業でお勉強した様な
歴史ある句から新しく誕生した句まで様々。
字余りとか足りないとか…色々ありますが、
初心者の人はまずは、5・7・5と文字数を守って
季語を1つ入れる事。
季語は決して1つと決まっている訳ではなく、
季語が3つも入っている素晴らしい句もあるそうです。
でも、まずは1つから…
と言う事で私も学生時代ぶりに俳句に挑戦してみました!
お題は春と言う事で絞り出した一句は
『春の風 粘膜襲う 我が鼻の』
春になるのは嬉しいんだけれど、
花粉症に悩まされている事を伝えたかった
一句なのですが…
はい、やっぱりお直し頂きました。
夏井さん曰く、そのままストレートに書いてしまうよりも、
読んだ人がちょっと考えて、情景を想像出来る様な
作りの方が良いんだとか。
我が一句を夏井さんに添削して頂くと
『春の風 我が粘膜の うるわしき』
と変化しちゃいました。
ん~素敵!思い切って書いてみても、
その句がどんな風なのか評価してくれる方がいないと、
いつまでも変わらないですよね。
そんな方にオススメなのが句会。
小人数からはじめられて、名前を書かずに、
誰が書いたものなのか分からない句の中から1句選んで、
まわりの人が褒めてくれたり、アドバイスをくれたりするそうです。
自分の書いた句の、どこがどんな風にしたら
進歩出来るのか知れるって嬉しいですよね。
皆さんも、参加されてみてはいかがですか?
そして、今週夏井さんがご紹介下さったこだわりのアイテムは
日本語大辞典20巻
普通は図書館とかに行かなきゃお目にかかれないですが、
学生時代にすっかり魅了されてしまった夏井さんは
国語の先生に就職して、
最初のボーナスで思い切って買ってしまったんだとか!
夏井さんでも、まだ開いた事がないページもあると言う位
日本語は広くって深いものなんですね。
そんな日本語の魅力を改めて再確認する事の出来る俳句の世界は
今まで知らなかった魅力が満載でした。
P・S先週募集した夏井さんの最新著書
「超辛口先生の赤ペン俳句教室」の
ご応募は明日の消印まで有効ですよ。
〒102-8080 TOKYO FM アミティエ・ドゥ・ウィークエンド
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